「WordPressを使ってみたいけど、どこから始めればいいかわからない」
「おすすめのテーマや、必要な設定を一度に把握したい」
そんな風に感じている方へ、本記事ではWordPress初心者の方がスムーズにスタートを切れるよう、基本の使い方からテーマ選び、トラブル対策まで、必要な情報をまとめてご紹介します。
特に、これからブログを始めたい方、趣味や仕事でホームページを作ってみたいと考えている方に向けて、わかりやすく丁寧に解説しています。
読み進めるうちに、WordPressでできることの広さと、自分の目的に合った使い方がきっと見つかるはずです。
それでは見ていきましょう!
WordPressおすすめの使い方5選!初心者でも超かんたん!

この記事では、WordPressをこれから始める方に向けて、特におすすめの使い方を5つご紹介します。
「これからブログを立ち上げたい」「自分のホームページを作ってみたい」──そんな方にとって、WordPressは非常に強力なツールです。
特に初心者のうちは、何から手をつければ良いのか迷いやすいもの。
そこで今回は、基本的な導入から、テーマやプラグインの選び方、記事の投稿まで、最低限知っておきたい流れをシンプルに解説していきます。
①インストールから始めよう
まずは、WordPressを使うための基本として「インストール作業」が必要です。
といっても、現在では多くのレンタルサーバーが「簡単インストール機能」を提供しており、技術的な知識がなくても安心して始められます。
代表的なサーバーには、エックスサーバーやConoHa WINGなどがあります。
これらのサービスでは、WordPressを3分ほどで自動的に設置できるようになっています。
事前にサイト名や管理者情報を入力するだけなので、初めての方でもスムーズに進められるでしょう。
②無料テーマで気軽にスタート
WordPressをインストールしたら、次は「テーマ」を選ぶ工程に進みます。
テーマとは、サイトの外観や機能性を決定づける“テンプレート”のようなものです。
初心者におすすめしたい無料テーマとしては「Cocoon」が非常に有名です。
日本語対応でサポート情報も豊富に揃っており、カスタマイズ性も高いことから、多くのブロガーが導入しています。
最初のうちは、このような無料テーマで十分すぎるほどの機能が揃っています。
③有料テーマで本格デザイン
よりデザイン性を高めたい、もしくはサイトを本格的に運用したいという方には、有料テーマの導入も選択肢に入ります。
中でも「SWELL」は非常に人気が高く、シンプルかつ洗練されたデザインが特徴です。
ブロックエディタ完全対応で、視覚的に操作できるため、HTMLやCSSの知識がなくても高品質なページが作成できます。
価格は17,600円(税込)ですが、複数のサイトで使い回すことができるため、長期的に見るとコストパフォーマンスは良好です。
初期投資として検討する価値は十分にあるでしょう。
④必須プラグインをサクッと導入
WordPressの魅力の一つが、「プラグイン」によって機能を拡張できる点です。
たとえば、お問い合わせフォームを設置できる「Contact Form 7」や、サイトマップを自動生成してくれる「XML Sitemaps」などが代表的です。
プラグインは必要最小限にとどめることがポイントです。
入れすぎると表示速度が落ちたり、他のプラグインと干渉して不具合が起こる場合があります。
まずは目的に応じて3〜5個を厳選し、様子を見ながら増やしていくのが良いでしょう。
⑤記事投稿から見た目のカスタマイズ
いよいよ実際に記事を書いていきます。
管理画面から「投稿」→「新規追加」を選択すると、記事作成画面に進むことができます。
見出しや箇条書き、画像挿入などもボタン一つで操作でき、感覚的に使えるのが魅力です。
また、WordPressでは「外観」→「カスタマイズ」からサイト全体のレイアウトや色味を調整できます。
少しずつ触りながら、自分らしいデザインを育てていく感覚で進めてみてください。
WordPressを始める前にやるべき準備とは?

WordPressを始める前には、いくつか準備しておくべき重要なステップがあります。
この段階を丁寧に進めることで、後々の運用がスムーズになり、トラブルのリスクも大きく減らせます。
ここでは、サーバーやドメインの選び方、セキュリティ対策、バックアップの導入について順に解説していきます。
①レンタルサーバーを選ぼう
まず最初に必要となるのが、レンタルサーバーの契約です。
これは、あなたのブログやWebサイトの“データを保存する場所”にあたります。
おすすめは「エックスサーバー」や「ConoHa WING」です。
両者とも国内利用者が多く、速度と安定性に定評があります。
特にConoHa WINGは、直感的に操作しやすい管理画面と、WordPress簡単セットアップ機能が魅力です。
月額料金はおよそ1,000円前後から利用できますので、コスト的にも始めやすい部類に入ります。
②ドメイン取得をかんたんに
次に、Web上の“住所”となるドメインを取得しましょう。
ドメインは「〇〇.com」や「〇〇.jp」といった文字列で、あなたのサイトのURLになります。
「お名前.com」や「ムームードメイン」などのサービスを使えば、数百円〜数千円で簡単に取得できます。
ドメイン名は覚えやすく、なるべく短いものを選ぶと訪問者にも親切です。
取得後は、契約したサーバーとドメインを紐づける設定が必要ですが、こちらもガイドに従えば迷わず進められるでしょう。
③セキュリティの基本ルール
WordPressは世界中で利用されている分、悪意ある攻撃の対象になりやすいという一面もあります。
そのため、セキュリティ対策は早い段階で取り入れておくべきです。
「SiteGuard WP Plugin」や「WPS Hide Login」などの無料プラグインを活用すれば、簡単な設定だけで高い効果が得られます。
特にログインページのURLを変更する機能は、外部からの不正アクセスを防ぐうえで非常に有効です。
また、パスワードは必ず英数字+記号を組み合わせた強力なものを使用するようにしましょう。
④バックアップを定期的に
最後に、忘れずに行っておきたいのがバックアップの設定です。
万が一、サイトに不具合が発生した場合でも、バックアップがあればすぐに元に戻せます。
代表的なプラグインとしては、「BackWPup」や「UpdraftPlus」があります。
どちらも設定が簡単で、自動バックアップのスケジュールを組むことができます。
保存先はサーバー上だけでなく、Googleドライブなど外部サービスと連携できるものを選ぶとさらに安心です。
何かトラブルが起こる前に、備えておく意識が大切ですね。
WordPressにおすすめのテーマを徹底比較!

WordPressでサイトを運営する際に、重要なポイントとなるのが「テーマ選び」です。
テーマは、サイトの見た目だけでなく、操作性や表示速度、SEO対策などにも大きく関わってきます。
ここでは、初心者から中級者まで幅広い方に支持されている代表的なテーマを比較しながらご紹介します。
①人気No.1!SWELLの魅力
有料テーマの中でも圧倒的な人気を誇るのが「SWELL」です。
洗練されたデザインと使いやすさを両立しており、ブログ初心者はもちろん、収益化を目指す中級者にも多く利用されています。
ブロックエディタ完全対応で、直感的にコンテンツを作成できる点が大きな魅力です。
価格は17,600円(税込)とやや高額ですが、1回の購入で複数のサイトに使えるライセンス形式となっています。
表示速度、内部SEO対策、サポート体制など、総合的な完成度の高さから、非常に満足度の高いテーマです。
②初心者にやさしいCocoon
初期コストを抑えてスタートしたい方におすすめなのが、無料テーマの「Cocoon」です。
国内製テーマであり、操作画面もすべて日本語に対応しているため、安心して使えるのがポイントです。
広告表示のカスタマイズや、吹き出し機能、関連記事の自動表示など、無料とは思えないほど多機能です。
また、利用者が多いため、ネット上には解説記事やトラブル解決情報が豊富に存在します。
ブログ運営の基礎を学ぶには、非常にバランスの取れたテーマと言えるでしょう。
③注目のLightningとその実力
コーポレートサイトや事業向けページを作りたい方には「Lightning」がおすすめです。
Bootstrapベースで設計されており、スマートフォンやタブレットなどでも美しく表示されます。
特に「VK Blocks」などの専用プラグインと組み合わせることで、視覚的に整ったページが簡単に作成可能です。
ビジネス用途に適したレイアウトが最初から用意されており、時間をかけずに形にできる点も魅力です。
企業や団体の公式サイトとして活用したい方にとって、心強い選択肢になるはずです。
④無料と有料の違いを理解しよう
「無料テーマと有料テーマ、どちらを選ぶべきか?」というのは、多くの初心者が最初に悩むポイントです。
どちらにもメリットとデメリットがあるため、目的に応じて選ぶのがベストです。
項目 | 無料テーマ | 有料テーマ |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 15,000〜20,000円前後 |
カスタマイズ性 | ある程度自由 | テンプレートが豊富で簡単 |
サポート体制 | 基本的に自己解決 | 公式サポートあり |
表示速度・SEO | テーマにより差がある | 基本的に最適化されている |
まずは無料テーマで始めてみて、必要に応じて有料テーマへ移行するという流れもおすすめです。
無理なく、自分のペースでアップグレードしていきましょう。
初心者がつまずきやすいポイントとその対策

WordPressを使い始めると、「あれ?思った通りにいかない…」と感じる場面が少なからず出てきます。
多くの方が同じような壁にぶつかるため、事前にどんな問題が起きやすいのかを知っておくと、安心して対処できます。
ここでは、初心者が特につまずきやすいポイントと、その解決方法を4つのパートに分けてご紹介します。
①ログインできないときの解決策
「WordPressにログインできない」というのは、よくあるトラブルの一つです。
最初に確認すべきは、ログインURLです。通常は「https://あなたのドメイン/wp-login.php」になります。
セキュリティ対策でログインURLを変更している場合は、別のアドレスになっていることがありますので注意が必要です。
また、パスワードの入力ミスや、ブラウザのキャッシュが原因でログインできない場合もあります。
それでも解決しない場合は、サーバー側のサポートに相談すると迅速に対応してもらえるケースが多いです。
②デザインが崩れたときの対処法
テーマを更新したり、プラグインを追加した後に、サイトのレイアウトが崩れることがあります。
まずは、ブラウザのキャッシュを削除してみましょう。それだけで元に戻るケースも意外と多いです。
次に、プラグインとの競合が疑われる場合は、ひとつずつ無効化して確認する方法が有効です。
また、テーマそのものが原因の場合は、一時的に公式テーマ(Twenty Twenty-Oneなど)に切り替えて状況を比較してみると、原因特定がしやすくなります。
トラブル発生時は、焦らず一つひとつ順番にチェックすることが大切です。
③プラグインが原因のトラブル回避
WordPressのプラグインは便利な反面、不具合の原因になることもあります。
とくに、同じ機能を持つプラグインを複数入れてしまうと、競合が発生してサイトが表示されなくなることも。
また、開発が止まって長期間更新されていないプラグインは、セキュリティ的にもリスクが高まります。
インストール前には、評価(★の数)や最終更新日を確認し、信頼性のあるものだけを選ぶようにしましょう。
不具合が発生した場合は、一度すべてのプラグインを停止し、ひとつずつ有効化しながら原因を探るとスムーズです。
④カスタマイズで失敗したときの戻し方
CSSやPHPなどを直接編集してしまい、サイトが真っ白になった──これもよくあるトラブルです。
こうした場合、FTPソフトを使って該当ファイルを元に戻すか、バックアップから復元する方法が有効です。
あらかじめバックアッププラグインを導入しておくことで、最悪の事態を防げます。
また、テーマの編集を行う際は「子テーマ」を作成し、そちらでカスタマイズすることをおすすめします。
本体テーマのアップデートで変更が上書きされるのを防げるので、安全かつ効率的です。
WordPressを使って広がる未来の可能性

WordPressは単なるブログツールにとどまらず、アイデア次第でさまざまな使い方ができる非常に柔軟なプラットフォームです。
ここでは、WordPressを活用して実現できる未来の可能性について、具体的な4つの例を挙げてご紹介します。
ご自身の目的やライフスタイルに合った使い方を見つけていただければと思います。
①ブログで収入を得る方法
WordPressを使えば、ブログ記事の執筆を通じて収益化することが可能です。
たとえば、Google AdSenseの広告収入や、A8.netなどのアフィリエイトリンクを記事に貼ることで、読者が商品を購入すると報酬が入る仕組みがあります。
ジャンルによっては競争が激しい分野もありますが、「自分の経験」や「好きなこと」を活かしたコンテンツは、根強い読者を獲得しやすい傾向にあります。
実際に、副業としてブログを運営し、月に数万円を安定的に稼いでいる方も少なくありません。
本業とのバランスを保ちつつ、長期的に取り組む価値のある分野です。
②自分だけのホームページを作ろう
WordPressは、個人のポートフォリオサイトや、趣味の発信の場としても活用されています。
たとえば、カメラ好きの方が撮影した写真をまとめて紹介したり、イラストやデザインを公開して実績を見せる場として利用するケースが多く見られます。
テンプレートテーマを活用すれば、専門的なスキルがなくても高品質なホームページが簡単に作成できます。
自身のプロフィールやスキルをまとめたWebサイトは、就職活動やフリーランスとしての活動にも有効です。
自分の“顔”となる場所を持っておくことで、信頼性や表現の幅が大きく広がります。
③ネットショップで販売スタート
「何かを売ってみたい」と思ったとき、WordPressでもネットショップを開設できます。
専用の無料プラグイン「WooCommerce」を使えば、物販・デジタル商品問わず、手軽にECサイトを構築可能です。
カート機能や決済方法の設定、商品ページの作成など、すべて管理画面から操作できます。
BASEやSTORESなどのサービスと比べて、カスタマイズの自由度が高いため、デザインやブランディングにこだわりたい方には特におすすめです。
スモールスタートから始めて、自分だけのショップを持つという夢も、WordPressなら実現可能です。
④SNSと連携して拡散力アップ
作成したコンテンツを多くの人に届けるためには、SNSとの連携が欠かせません。
WordPressでは、投稿と同時にTwitter(現:X)やFacebookなどへ自動投稿できる機能や、シェアボタンの設置も簡単に行えます。
特に「Jetpack」などのプラグインを導入すると、アクセス解析やSNS自動投稿機能など、拡散力を高めるための機能が一式揃っています。
ブログとSNSをうまく連携させることで、検索エンジンからだけでなく、フォロワー経由での集客も見込めるようになります。
継続的に情報を発信することで、自分の世界観や専門性が広がっていく実感を得られるはずです。
まとめ:WordPressを使ってみよう

今回は「WordPressのおすすめの使い方」について、初心者の方にもわかりやすく、順を追ってご紹介しました。
インストールからテーマの選び方、プラグインの活用、トラブル対処法、そして将来的な活用の幅まで、WordPressの魅力と可能性を具体的にお伝えできたかと思います。
最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、一歩ずつ進めていけば、必ず自分らしいサイトが形になっていきます。
ぜひ、この記事を参考にしながら、WordPressの世界を楽しんでみてください。
あなたの新しい一歩を、心から応援しています。
コメント